キャンピングカーのキッチンを有効活用

キッチンが充実していると旅の食事も自然と充実するもんだ。前回は冷蔵庫の話をしたが、今回はキャンピングカーのキッチンを取り上げてみたい。ゼフィーロのキッチンには三口コンロが設置されており、火力はやや弱いものの満足な料理を作ることができる。
輸入車のキッチンは充実した設備が多く見た目も洒落ているし、中にはオーブンレンジが装備されてるものも見かける。いっぽうで国産車には電子レンジが標準装備されてるものも多く、どのキャンピングカーも車中で食事をする事を楽しむ為の工夫がされている。




写真が我がゼフィーロのキッチンだが、これだけ広いと大満足。特に収納が多いので鍋やフライパン、食器など、家族全員の充分なモノを揃えて格納できる。炊飯器も常設していてポータブルバッテリーを使って炊いている。オーブンレンジは無いが代わりにオーブントースターは常に常備していてスーパーで買ったピザも良く焼いて食べている。お米も常に常備してるし缶詰ならサバ缶、イワシのオイルサーディン、トマト缶なども常備しているので、それらを使ってスパゲティーなんかも定番だ。旅先のスーパーでは必ずご当地食材を探すのも楽しい。少し遅めのスーパーなら割引シールが貼られたお買得品を探すのも楽しい。
そして、コーヒー豆も常備していて、自分で豆を挽いて入れたコーヒーは格別だ。特に海や山などの景色の綺麗なところで飲むコーヒーは一段と美味い。
洗い物も、水タンク100リットルを積むことが出来るので節約は必要だが問題なく洗う事もできる。
普段と変わりない事をして、過ごす事がキャンピングカーを楽しむ醍醐味なのかも知れない。そして、日常が日常ではない贅沢へと変わるのがキャンピングカーライフと言えるのかも知れない。 家のキッチンは大して掃除しないのに、キャンピングカーのキッチンは常に綺麗に保たれている。間接照明に囲まれたキッチンの後片付けをしている事までも楽しいと思えるのだから不思議なものだ。
皆さんもきっとそうだろうと思う。そして、これから購入される方は、そんな空間を期待されてるのだと思う。
外食も良いが是非ともキャンピングカーでの食事を楽しんでもらいたい。

最後に、最近の話だがステーキを焼いてる時にバターの油に火が移って、一瞬炎が上がったときは家族全員がビックリしてしまった。必ず近くにスプレー式の消化器は置いておいておく事を強く推奨したい。