キャンピングカーの魅力は何と言っても寝心地


ベッドはキャンピングカーで車中泊するうえでの大きな利点の1つだ。寝やすければ寝やすいだけ次の日の朝起きた瞬間のヤル気に違いが出る。という事で今まで3台乗り継いだキャンピングカーのベッドについて語ってみたい。

最初の、愛車はハイエースのバンコンだったが熟睡するには程遠く、スライドドアを開けると大きな音がするのと寒い時などは一気に冷気が入ってくるので誰か外に出るたびに目が冷めてしまった。結局、車中泊の旅を積極的にする事はできなかった。快適な車中泊を求めてセレンゲティに乗り換えた事で寝心地は大きく改善された。一番大きかったのはスライドドアじゃなくなった事と狭いながらもベッドがあるという事だ。バンコンだと座席をベッド展開するので背中が痛くなったりもあったがそれも改善された。そして、日本のキャンピングカーで多いのは運転席の上にあるバンクベッドを想像する方が多いと思うが、私のゼフィーロのベッドは、プルダウンベッドと言って日本車ではあまり見かけないタイプを使用している。
                                           出典元フジカーズジャパン

このベッドの利点は使わない時は仕舞っておけると事と、足元も頭の上も同じ高さで寝れるという事。セレンゲティではバンクベッドでよく寝たが、バンクベッドの場合は前方側は高さがなく狭く感じるし、もともと余裕のある高さは無いので窮屈感は否めない。
このタイプはDucatoタイプのキャンピングカーに多い仕様であるが、恐らくFF車なので床を低く作れる事で室内高を高く出来る。その為にプルダウンベッドを装備しても高さに余裕が生まれる。サイズはダブルベッドサイズで大人二人でも問題ない。プルダウンベッドの下はソファをベッド展開して、これもダブルベッドサイズで展開する事ができる。私達は4人家族なので2名づつに別れて寝ても問題ない。
私達は車中泊といえども普段と変わらない、しっかりした布団で寝るようにしている。仮眠という考えはなく、熟睡する事を心がけている。たいてい、キャンピングカーで寝るときは、その日の遊び疲れと運転疲れでクタクタ状態だ。
そんなクタクタの時に布団に入って寝転んだらスーッと疲れが取れていく感覚が心地いい。
特に、このゼフィーロになってからは、以前のセレンゲティの時より明らかに熟睡度は違う。ハッキリ言って寝心地が良い。セレンゲティ時代は先程も紹介したがバンクベッドをメインに寝ていたが高さに余裕がないので窮屈感で熟睡できないし寝返りもうちづらかった。また、後方にもベッドはあったが幅が狭く、これも今考えると窮屈感は大きかった。ダイネットを展開してのベッドも幅も長さも余裕がなく身長175センチの私の脚がつかえていた。
皆さんもキャンピングカーを新しく考えられてる方は寝心地も大事な選択だという事で検討して頂ければ幸いだ。
熟睡できる事こそキャンピングカーの魅力ではと感じる。