博多は中心街なのにキャンピングカーで泊まれる「smart博多」

九州がキャンピングカー旅の候補に上げる方は多いかと思います。キャンピングカーの旅を取り上げたコースガイドなど、九州への車中泊旅を取り上げた雑誌も多く出ています。色々と調べると車中泊の出来る場所も多く存在しているようでrvパークも関西と比較すると多いように思います。そして車中泊につきものである温泉と美味しいご当地メニューも多数あり、車中泊をしたくなる条件が揃っている。そんなわけで私達もキャンピングカーでは初めて九州へ向けて出発する事にした。大阪を9時に出て福岡に到着したのは19時頃。休憩しながらの運転だったが久々の長旅で凄く疲れ、帰りはフェリーを予約してて良かったとこの時強く感じる。さて、当初の予定では福岡で街に出て美味しいモノを探しに行きたかったか、さすがに緊急事態宣言ということもあり最低限の行動に抑えようと、街なかに出るのは諦めて近くのスーパーで買い物をする事にした。地元の食材でも無いかと探していると太刀魚とトビウオの刺身を見つけ、九州といえば甘口の醤油。これがとても刺し身に合う。博多の町でモツ鍋と博多ラーメンも良いが地元のスーパーで地元の食材を楽しむのもキャンピングカー旅の醍醐味ではないか。紹介が遅くなったが今回の九州の旅で最初にお世話になったのが「rvパークsmart博多」さんである。こちらの施設は博多駅にも近くrvパークとしては珍しく都市部に併設されております。徒歩で15分程度歩けば博多駅に行ける立地でスーパーも近くにありラーメン屋も近くにある。事前にウエブサイトから簡単に空き状況を確認できて予約できるのも便利だ。



1台しかスペースはないので予約をしてからの利用が望ましい。長さに関しては全く問題なく止められる。私の車が6メートルだが余裕を、持って止めることができた。7メートル超えの車両でも大丈夫かと思う。しかし横幅はギリギリだったので多少の駐車技術は必要かもしれない。

ここでウエブサイトから予約した際に発行されたQRコードを表示してスキャンすると利用開始となり電源が使える。無人での受付ができるのがコロナ渦では助かる。

このrvパークはトラストさんという他にもrvパークを経営されていて、不動産事業などをされている会社のビルを活用しているようだ。

キャンピングカーのレンタル事業も手掛けられておりレンタル用の車両が並んでいる。関西にもこんな企業があればと思う。このようにキャンピングカー事業に熱心に取り組んでる企業がある事で九州のrvパークが充実している事に納得できる。
ここが会社社屋のエントランス。トイレはここから入って左側にあり、24時間開けてくれているのは助かる。トイレも清潔で使いやすい。

まとめとして、都心部観光はどこもキャンピングカーで行くには駐車スペースが無く諦めがちだが、博多駅で車中泊までできるのはキャンピングカーライフの幅が広がる。またリピートしたいと思う。何も不自由なところはなくトイレも立地も文句なしだ。次はコロナ禍も収まった時に博多駅を散策したい。今回は入浴施設は使わずに車内のシャワーを利用したが近くに銭湯もあるようなので利用されても良いのではないか。また、街中という事で音なども事前に気にはなっていたが繁華街からは徒歩15分離れているのが功を奏し住宅の中にある敷地だった事で静かに過ごせた。我々も逆にうるさくしないように気をつけたい。予約の仕方もウエブサイトででき、社員の方とも顔を合わすことがあったが愛想よく挨拶して頂き企業イメージも良かった。おすすめできるrvパークがまた増えた。